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Weekly 10.27 OYAJI Hot-DogPRESS的文学のジャーニー 官能小説の世界はいと深し、らしい。

「ふともも作家」に「お尻フェチ」「美少女陵辱」も
牧村僚『人妻桃色空間』

牧村僚
人妻桃色空間
双葉文庫
家庭教師のバイトだと思ったら、それは人妻たちを悦ばせる仕事だった……。大学2年生の主人公が体験する熟女たちとのふともも極楽。ふともも作家面目躍如の1冊なり。

藍川京『華宴(かえん)』

藍川京
華宴(かえん)
幻冬舎アウトロー文庫
女流・藍川京さんのデビュー作。最愛の男と結ばれるための試練として、6人の男に弄ばれることになった女子大生の緋絽子。「羞恥系」誕生となる名作だ。

霧原一輝『晩花燃え』

霧原一輝
晩花燃え
双葉文庫
休職中の英語教師・仲村が、かつての教え子の女性から実家の温泉旅館に招待されるままに訪ねると、そこには教え子の美しい母親が。「回春エロス」の代表作。

館淳一『欲望パラダイス』

館淳一
欲望パラダイス
双葉文庫
多くの舘作品に登場する架空の町、夢見山市を舞台にした短編を集めたアンソロジー。舘ワールド入門書としては最適な1冊。

橘真児『イジッてあげる』

橘真児
イジッてあげる
双葉文庫
山で迷子になったテレビカメラマンの松田と女子大生レポーターら一行。孤絶した男女の間に生まれる野生のまぐわい。お尻フェチ作家・橘さんのお尻サービス満載です。

柚木郁人『双子少女』

柚木郁人
双子少女
二見書房マドンナメイト文庫
奴隷オークションに出品された没落名家の双子姉妹が、やがて「特別性奴」へと堕とされて……。ハードな美少女陵辱ものが得意な柚木さんの長編最新作。

巽飛呂彦『三人の押しかけ妻 借家のハーレム』

巽飛呂彦
三人の押しかけ妻 借家のハーレム
フランス書院
高校2年生の主人公と、同じく女子高校生3人とのハーレム状態を、ユーモアをまじえて描く、ライトなテイストの最新作なり。

草野次にご紹介するのは牧村僚(まきむらりょう)さんという方で、「ふともも作家」って呼ばれてるんですよ。ひらがなで「ふともも」と書くのが牧村流。年上の女性のふとももをなでさする陶酔感が、どの作品にも描かれているんです。癒し系といえますね。オススメの作品は『人妻桃色空間』(双葉文庫)です。
──出ました、人妻。
草野人妻系も人気は根強いですね。さて、ここで女流で人気の方を一人紹介しておきます。藍川京(あいかわきょう)さんという作家で、SM系の作品からデビューされましたが、ユーモアものやサスペンスタッチの作品も面白いです。SMの中では「羞恥系」と呼ばれるものがお得意ですね。
──「羞恥系」ですか?
草野女のコが恥ずかしがる姿をエロティックに描くのが藍川京さんの特徴なんです。オススメの作品は『華宴(かえん)』(幻冬舎アウトロー文庫)です。
──オヤジが主人公のものはありますか?
草野霧原一輝さんの作品は『回春エロス』と言われていて、そろそろ精力も減退してきた年配の男性が主人公です。文字通り、主人公が春を回復していくお話。オススメは『晩花燃え』(双葉文庫)です。さて、次は舘淳一さんです。
──さっきお話に出た「変態百貨店」の方ですね(笑)。
草野館さんはSM系の作品が多く、長編も多いですが短編の名手だと思います。この方は、夢見山市や汐見市という架空の都市をつくって、その中でいろんな物語を展開させたりするんです。全作品を読破しているコア・ファンに頼んで、その地図を作って載せた短編集があります。オススメはそのシリーズの一作で、夢見山市の地図を入れた『欲望パラダイス』(双葉文庫)。さて、館淳一さんもいろんなフェチを描きますが、次に紹介する橘真児(たちばなしんじ)さんも「お尻フェチ」で有名な作家です。この方、専業作家になるまでは学校の先生をしながら執筆していたんですよ。オススメ作品は『イジッてあげる』(双葉文庫)です。
──あのう、美少女系なんてのはないんですか?
草野もちろん、ありますよ。柚木郁人(ゆづきいくと)さんが美少女系では注目ですね。若い作家さんで、美少女を陵辱するというお話が得意です。オススメ作品は『双子少女』(二見書房マドンナメイト文庫)です。
──これで9作品ですね。では最後にハードなものをご推薦いただけますか?
草野フランス書院文庫というのがあるんですけど、こちらは官能小説の老舗で、ハード系の作品を多く出しています。ハード系というのは、いわゆるSM、陵辱、監禁、近親相姦などを扱うんですが、S的要素を持たない方の入門編としてはキツいので、このフランス書院からたくさん作品を出している作家さんで、巽飛呂彦(たつみひろひこ)さんの小説あたりが入りやすいかもしれません。かなり変態チックなプレイが多いので、お好きな方はどうぞ。オススメは『三人の押しかけ妻 借家のハーレム』(フランス書院)かな。
頭の中だけで究極のエロスを楽しむ
──10冊、出そろいました。読むのが楽しみですッ!! それにしても、作家の方たちって、作品に書いたようなことを実際に体験しているんですか?
草野多くは実際に体験したわけではないと思います。ただし、体験者に取材をしたりして書いていますから、中身に間違いはないはずです。ちなみに、睦月影郎さんは、雑誌の対談で、ご自分は小説以上の体験をしていると語っていましたけど(笑)。
──作家の渡辺淳一さんは『失楽園』や『愛の流刑地』などで詳細にセックスを描いていて、自分がセックスを描くにおいては日本一だということをどっかでおっしゃってましたが、官能小説の作家の方々は、そんなことはない、自分たちが一番だと思っているんでしょうか。
草野もちろんそうでしょうね。渡辺淳一さんよりオレたちのほうがすごいって絶対思っていますよ。みなさん、官能小説一筋に執筆をされていますから、強いプライドをお持ちです。とっても難しいんですよ、官能小説界で生き残っていくのは。ときどき、若い新人さんで、いずれは芥川賞、直木賞を狙う作家になりたいのだけど、今は食べるための手っ取り早い仕事として官能小説を書くんだという人がいるんです。でも、そういう方は最初の数冊は書けますが、それ以上は書けなくなりますね。
──それほど官能小説を書くのは難しいってことですか?
草野官能小説の作家さんたちはそれこそ命をかけて執筆している職人さんのようなものですから、生半可な気持ちじゃ太刀打ちできないし、続かないんです。しかも深いです。たとえば団鬼六さんはご存知ですよね? アンダーだったSMを日の当たる場所に引き上げた方ですが、将棋の勝負師を描いた小説も有名ですけど、SMを捨てることは絶対にしなかったんですね。そういえば、SMという呼び方は日本にしかないって知ってましたか?
──えっ!? 欧米ではSMって言わないんですか?
草野言わないんです。欧米ではSとMはくっつけないんです。別ものなんです。それを団鬼六さんがくっつけてSMと呼ぶようになったらしいんですね。団鬼六さんは縄の美学を追究しましたけど、これはもはや日本の文化です。常に追い求めていたのは、「くずれていく女性の美しさ」でした。『花と蛇』もそうですが、最後に美しい女性がついに屈服する、その「くずれていく過程」の美しさを団鬼六さんは描き続けたんだと思います。
──なるほど。SMって言いますけど、もはや芸術ですね。
草野さっきも言いましたが、官能小説は視覚や聴覚といった感覚に訴えない究極のエロスなんです。一度、官能小説を朗読するという会をしたことがあるんですが、やはり聴覚を通してリアルな人間の存在が感じられると、もはや淫靡でもなんでもないんです。リアルな感覚を排除して、想像力の中だけで、頭の中だけで構築される世界に展開する自在で究極のエロスを楽しむ。それが官能小説なんですね。
──ふ、深い……。ますます読むのが楽しみになってきました。ありがとうございました。
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