


件名なし、宛名なし、時候の挨拶なし、主語述語なし、締めの言葉なし、署名なしのないないづくしメール。オヤジ以前に人間性が問われている。

「私の上司は忙しい&徹底的合理主義なので、内容がOKならば、そのメールには、そのまま何も書き加えずリターンしてきます。OKなんだけど、超虚しい。(25歳・建設)」

「短すぎるor用件onlyのメールは、不安を増大させます。私、何か悪いことした? 怒ってる? と聞きたくなります。人間性に問題があると感じる(29歳・広告)」

「超多忙で仕事ができるオヤジで即レス&1行メールを送ってくる人がいる。1行で用件が完結できるのは、ある意味すごいと思うが、他の人に聞いたらビジネスにならないメールには返信しないらしく、なんかどーよ、と思った。(30歳・IT関連)」

「Reの扱いが雑なオヤジが嫌い。私が気に入っているオヤジは、例えば「高橋××様 △△社・佐藤」と送ったら「Re 高橋 △△社・佐藤様」と細かいところを直してきます。いい人だなー、と思う。(25歳・保険)」

「あまりに書式が崩壊しているオヤジは、“私が教えてあげましょうか?”と母性本能(介護本能)をそそられる。(27歳・看護士)」



女子噴飯メールで上位に食い込むのが、「過剰過多メール」。件名が長い、随所に下心丸出し、署名部分が過剰など、もうオヤジでおなかいっぱい、いい加減にしてー! という声多し。

「署名が過剰なオヤジ、時には本文よりも長い。ブログ、自分のHP、ツイッターのアドレスなど入っているが、アンタに何の興味もないし。(29歳・サービス業)」

「礼儀正しく書かれたオヤジの下心ほど、ムカつくものはない。あわよくば的な雰囲気が伝わってきて、キモイ。特に“仕事抜きで”と書いてくるオヤジに対しては、私は断固、仕事を抜く気はありません! と言いたい。(32歳・メーカー)」

「オヤジはウイットに富んだメールをよし、としているように思うが、それは間違い。私の好きなオヤジは、常にメール全体の雰囲気がカチッとしているが、たまに“仕事がたくさんつまっています。どうしよう”みたいなちょっぴりラフな一文が入っていて、センスを感じます。(38歳・広告)」



女子の手厳しい意見が飛ぶ率100%のなれなれしいメール。カジュアルすぎ、バカっぽい、本人のリアル人格と乖離しているなどなど、嫌われることはあっても、好かれることは1200%ない。

「1行ごとにスペース空けて空白が多いメールには、我慢ならない。仕事のメールをスクロールさせるなよ!(28歳・IT関連)」

「私の名前は“美香”で、職場では“ミカリン”と呼ばれている。だからと言って、宛名にミカリンと書いてくるオヤジは、どうかと思う。親しい仲にも礼儀ありだろ! (30歳・保険)」

「オヤジのメールの顔文字は許せない。どんなにリアル人格がキチンとした、いい人でも台無し……。顔文字は百害あって一利なしと、心のメモ帳にマジックで書いておくといい。(25歳・出版)」

「オヤジなのに署名のケイが可愛すぎるのは、どうかと思う。自分がオヤジという自覚がない、可愛そうかつ、残念なお人柄だと思う。(29歳・公務員)」

「締めを“でわでわ”とか書くオヤジは、相当頭が弱いと思う。(29歳・サービス)」

「会社で“伸さん”と呼ばれてるからって、署名が“伸より”とするのは、どうかと思う。大人の男として、恥ずかしい。(30歳・製造)」

「宛名、挨拶、本文、〆の挨拶、署名と基本どおりに並んでいると安心。このオヤジは大丈夫! という信頼感につながります」(30歳・出版)」