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忙しいオヤジへ捧げる 読んだだけで旅に出た気分になる本20冊

書物は、ご存知のように、もっとも手軽で、もっとも自在な、想像力を乗り物にした旅を可能にする。オヤジは忙しい。金もない。だったら、書物に乗って出かけよう。読んだだけで旅した気分になる20冊を選んでみた。こういう企画では常連の沢木耕太郎さんや藤原新也さんらの名作はあえてはずした。しかも、旅のカテゴリーも、宇宙旅行にタイムトラベルに幽体離脱(!!)までラディカルに拡大だ。いざ、無辺の大旅行へ!!
読んだだけで旅に出た気分になる本20冊 列島縦断地名逍遥 東海道中膝栗毛 三蔵法師 高丘親王航海記 温泉めぐり 温泉へ行こう 日本のかくれ味 神々の食 犬が星見た ボートの三人男 新版貧困旅行記 第一阿房列車 さあ、巡礼だ こぐこぐ自転車 オーパ! 東京に暮らす ナンバー9ドリーム 最終目的地 モマの火星探検記 究極の旅
旅の風景
旅の風景
旅の風景
旅の風景
旅の風景
旅の風景
旅の風景
旅の風景
列島縦断地名逍遥

列島縦断地名逍遥

谷川健一

冨山房インターナショナル

土地の記憶を探る旅

民俗学者として長年日本の地名研究を続けてきた著者の集大成。地名は日本人の文化遺産であると著者はいう。先史古代から今日まで、とだえることなく使用されてきた日用の言葉であり、それも一部特権階級だけに占められたものでなく、一般人がふだんに使ってきた。このように長い持続は地名以外に見当たらないのだからこそ貴重なのだと。本書では南から北まで300の地名を選んで上記の視点から解説している。旅に出かける先の地名を調べるもよし、なんとなく気になった地名の解説を読んで考えるところがあれば、それも一つの旅ではないのだろうか。

21世紀に読む日本の古典18 東海道中膝栗毛

21世紀に読む日本の古典18 東海道中膝栗毛

谷真介

ポプラ社

滑稽な江戸の旅

江戸後期のベストセラー、十返舎一九『東海道中膝栗毛』(初編は1802年刊)のエッセンスを取り出して分かりやすく現代語訳。江戸は神田の裏長屋に住む弥次郎兵衛、喜多八という二人の道楽者、ある日思い立って友人から路銀を借り、家財道具の一切を処分して伊勢参りの旅に出る。軽薄で粗忽者の二人は旅の恥はかきすてとばかりに道中いたるところで失敗だらけ。だがそのたびに自分たちの愚行を狂歌で洒落のめし、めげずに旅を続けていく。そんな彼らの姿に笑ったり苦笑したりしているうちに、読者もいつしか江戸の旅行者気分を味わうことになる。

三蔵法師

三蔵法師

中野美代子

中公文庫

時を超えたイメージの旅

『西遊記』の訳者である著者が書いた、三蔵法師のモデルである玄奘の伝記。その多くの部分は「西天取経」(インドから経典の原典を持ってくること)の旅について費やされている。629年に長安を出た28歳の玄奘は中央アジアの砂漠地帯や名だたる天山山脈を越えインドに辿り着く。今日では想像もできぬほどの大冒険であったことが詳しく記されている。インドで十分な成果をあげた玄奘は645年に帰国後は持ち帰った経典の漢訳に没頭、663年に入寂した。しかしその後、彼の頑健な超人ぶりに発した伝承や伝説は必ずしも実像に忠実でないながら、唐末から宋にまで語り継がれ、やがて『西遊記』の"優男"にまで至る。むしろ新たに時を超えた生命を得たともいえないだろうか。

高丘親王航海記

高丘親王航海記

澁澤龍彦

文春文庫

夢幻世界への旅

貞観7(865)年正月、唐の広州にあった高丘親王は天竺への航海に出発した。幼いとき、父平城帝の寵姫藤原薬子から夜ごと聞かされた不思議の国・天竺への強い思いは67歳の今も募るばかりだったのだ。航海中、一行は妖しいものに次々と出会う。言葉をしゃべるようになるジュゴン、真臘(カンボジア)では下半身が鳥の女たち、ベンガル湾にのぞむアラカンという国では犬頭人。スマトラ島のスリウィジャヤでついに親王は自らの死期が近いことを悟るのだが、果たして天竺への夢はかなうのか……。

温泉めぐり

温泉めぐり

田山花袋

岩波文庫

一世紀前の温泉を旅する

『蒲団』『田舎教師』など自然主義文学の作家として知られる田山花袋はまたジャーナリストでもあり、大の旅行好きで膨大な量の紀行文を残している。本書の初版は大正7年(博文館)、今から約90年前のことである。全国105項目、風景、泉質、宿、人情を素朴に記す。交通機関として随所に乗り合い馬車が登場するのが明治、大正をしのばせる。旅先に本書を持って行き、往事の有様と比べるようなことができれば、こよなき旅の友となることだろう。

温泉へ行こう

温泉へ行こう

山口瞳

新潮文庫

「大人の温泉」を旅する

名手・山口瞳による温泉紀行全20話。由布院温泉ではここが桃源郷だと感じ(「特にフルムーンの紳士淑女諸君、生あるかぎり由布院の亀の井別荘を一度は訪れてもらいたい」とまで著者は書く)、玉造温泉では宍道湖の珍味を味わうかたわら、新潮社の「温泉大好き重役」から温泉道の極意を伝授される。一転、奥秩父の鹿の湯温泉郷、柴原温泉郷では「アンキンタン」を試み、ちょっと変わったところでは常磐ハワイアンセンターでフラダンスを見物しながら日本文化のあり方に思いをいたす……。読めばあなたも行きたくなる!

日本のかくれ味

日本のかくれ味

向笠千恵子

集英社be文庫

「日本のごちそうさま!」に出会う旅

「旅といえばまず食事が目に浮かぶ、という自分の性格を生かして、食紀行をつづけている」という著者が、旅先で出会った、本物にこだわる職人たちの作り上げた隠れた逸品の数々を紹介する。会津の郷土料理「にしんの山椒漬け」の昔ながらの作り方を守り続ける会津若松市の「二丸屋武蔵亭」、天然わら納豆の古来のおいしさを丸ごと再現しようと苦労してきた真岡市の「フクダ」、「ぬか床は子育てと同じ」という福岡市「ぬか床の店 千束」等々。いずれも問い合わせ情報が充実しており、グルメ旅行のお供にも好適。

神々の食

神々の食

池澤夏樹

文春文庫

長寿の国・沖縄の食を探る旅

食べ物を与えてくれる神々への思いがとりわけ深かった沖縄。そんな沖縄に惚れ込んだ作家が十年の歳月をかけて食の現場を訪ね歩いた。珍しい食材ではたとえば、沖縄固有の食べ物の中でも別格的存在であるイラブー(エラブウナギというウミヘビの燻製)作りの起源と伝統を知るべく久高島へ赴く。一方、もっとも一般的な豚肉については、那覇の肉屋で人々がどれほど豚に対してきちんと付き合っているかを目の当たりにする。従来からの食材ばかりではなく、本島北部のアセローラや石垣島のパッションフルーツなども紹介されている。沖縄の魅力が改めて色濃くなる一冊。

ボートの三人男

ボートの三人男

ジェローム・K・ジェローム

中公文庫

19世紀のテムズ河を旅する

時と所は19世紀後半のロンドン。休息と気分転換が必要だ----最近気鬱気味の三人の若い紳士の意見は一致した。都市の喧噪を離れ2週間をテムズ河で過ごすのだ、愛犬一頭もお供にして。こうして愉快なボート旅行が始まった。積み荷はたっぷりの食料、ランプ、フライパン、それにウイスキイ等々。往きはキングズトンからオクスフォードまで曳綱で曳いたり漕ぎ上って遡る。帰りは下りだから楽なもの……。諧謔味あふれる語り口と、随所で披露される哲学的思索や、歴史と地理に関する考察が独特の彩りを添える。イギリス・ユーモア小説の古典。

犬が星見た

犬が星見た

武田百合子

中公文庫

今はなきソビエト連邦の旅

昭和44(1969)年、武田泰淳、百合子夫妻と友人の竹内好は、旅行会社の企画した「六九年白夜祭とシルクロードの旅」に参加した。シベリアの広大な原野、サマルカンドやブハラの街の賑わいとバザールの喧噪。モスクワではレーニン廟を見学する……。自由闊達な文章と天真爛漫、時に辛辣な視線で、旅先で出会った人々、風物をいきいきと克明に描き出す。武田泰淳や竹内好、ツアーの同行者たちの折にふれての会話の記録も楽しい。「楽しかった。糸が切れて漂うごとく遊び戯れながら旅をした」(本書あとがきより)。

新版貧困旅行記

新版貧困旅行記

つげ義春

新潮文庫

マイナースポットへの旅

つげ流旅行術とでもいうのだろうか。派手な観光地などには決して近づかず、惹かれるのはたとえば世の中から半分忘れ去られたような鄙びた温泉街やかつての宿場町など。泊まる宿ももちろん立派なものではない。貧しげな旅館を好み、「自分がいかにも零落して、世の中から見捨てられたような心持ちになり、なんともいえぬ安らぎを覚える」。また山中の空家やお堂に隠棲して余生を過ごすことをしばしば夢想したり。まさに著者の旅マンガを彷彿とさせる。うら悲しいような、逆にどこか救われるような感じもする、つげワールド。

第一阿房列車

第一阿房列車

新潮文庫

ただただ汽車に乗るだけの旅

「用事がなければどこへも行ってはいけないと云うわけはない。なんにも用事がないけれど、汽車に乗って大阪へ行って来ようと思う」----ただ汽車に乗りたいからこそ出かけるのであって、用事などという不純なものがあっては、せっかくの汽車旅行の風趣がそがれる……。世間の「常識」などにまるでとらわれぬ先生は、次から次へと阿房(あほう)列車を発車させる。国鉄職員ヒマラヤ山系君をお供として。本書第一話の「特別阿房列車(東京 大阪)」が発表されたのは昭和25(1950)年、まだ一等二等三等車があった時代。偉大なる乗り鉄の先達ここにあり。今も愛読者が絶えぬのもむべなるかな。『第二阿房列車』『第三阿房列車』も好評発売中。

さあ、巡礼だ

さあ、巡礼だ

加賀山耕一

三五館

人生衣替えの旅

静かなブームとなっている四国遍路。大半はバスなどによる団体遍路だが、近年、全行程を徒歩で通す歩き遍路も少しずつ増えているという。本書はその体験記である。達意でユーモアもある文章を読み進むうち、読者もその旅を追体験することとなる。随所にさりげなく"遍路心得"が説かれているのも参考になる。四国八十八ヵ所は「既成の宗教という枠を超えて、人生の転機を自ら創出する『転機創造』の場として機能しているように思えてならない」と著者は書く。行ってみたくなる人も少なくないはず。四国の外周約1400キロ、一番から八十八番の札所を40日以上かけてめぐる旅。現代では最高に贅沢な旅なのかもしれないが……。

こぐこぐ自転車

こぐこぐ自転車

伊藤礼

平凡社

シニア世代の愉かしき自転車の旅

この本を読んで自転車旅行をしてみたくなる人は多いのではないだろうか。鉄砲うちや囲碁など面白いことにとことん打ち込んできた著者が次にのめり込んだのが自転車である。自転車に目覚めたのは大学教師定年間近の頃。最初は自宅と職場間約12キロの往復にも必死だったという。それが数年経つうちに10日余りも北海道を走ったりするようになる。ところどころでは温泉も楽しんだりして。同行者も、かつての囲碁仲間など還暦や古希を過ぎた人たちばかり。これはまさに中年オヤジ族の希望の星! 著者は今も元気に走り続けている。続編『自転車ぎこぎこ』も是非!!

オーパ!

オーパ!

開高健

集英社文庫

驚きを求めてさまよう旅

何事であれ、ブラジルでは驚いたり感嘆したりするとき、「オーパ!」という──何もかもが規格外の大自然の中、日常の"書斎の憂鬱"をはね飛ばして作家はフィッシングの旅を続ける。60日、1万6000キロに及ぶ行程の中で、小さな殺戮者ピラーニャの猛威に慄然とし、鱗のある淡水魚では最大のピラルクーを探し求め、黄金に輝くドラドと格闘する。そしてその日々が終わろうとするとき、次のような中国古諺が作家の中にこだまするのだ。曰く「一時間、幸せになりたかったら酒を飲みなさい。 三日間、幸せになりたかったら結婚しなさい。 八日間、幸せになりたかったら豚を殺して食べなさい。 永遠に、幸せになりたかったら釣りを覚えなさい」

東京に暮らす

東京に暮らす

キャサリン・サンソム(大久保美春・訳)

岩波文庫

昭和初期の東京を英国人の目でタイムトラベル

イギリスの外交官である夫とともに東京にやってきたキャサリン夫人の東京日記。1928〜1936年の昭和初期の東京の様子や人々の暮らしぶりが、英国人の目によって描かれる。「日本の老人は他の国の老人にくらべて気品があります。素敵な老人に出会わない日はないくらいです」とか、「現在流行の娯楽場はアイススケートリンクです。日本人のように体が細くてバランスをとるのが上手な国民は、当然のことながらスケートの腕前も見事で」とか、「外国人の旅行者にとって幸いなことに、日本の子どもはイギリスの子どもよりずっとおとなしくて静かです」とか、夫人は東京生活のありとあらゆる面を誠実、かつやさしい目で見つめる。多くが肯定的で、日本を讃える記述だ。日本人としてちょっぴり嬉しくなる、時間旅行である。

ナンバー9ドリーム

ナンバー9ドリーム

デイヴィッド・ミッチェル(高吉一郎・訳)

新潮社

英国人作家の手になる屋久島〜東京疾走譚

作者のデイヴィッド・ミッチェルは、日本在住経験のある英国人作家。だから、この異常、かつ過剰な疾走感にあふれた物語の舞台となる屋久島と東京の描写にウソはない。だが、どこかが違う。特に主舞台となる東京は、まるでコンピュータゲームの中に精密に作られた都市のように、屋久島から父親を探しにやってきた主人公の少年の移動とともに、激しく描き変えられ、超高速でスクロールする。高橋源一郎氏が帯にいわく、「この不思議な国ニッポンを想像力の起点に据えること。それが世界を描くための最短距離なのだ。そしてそれを教えてくれたのは、一人のイギリス人作家だったのである」。これもまた旅が生んだ旅の物語に違いはない。

最終目的地

最終目的地

ピーター・キャメロン(岩本正恵・訳)

新潮社

真田広之とアンソニー・ホプキンスとで映画化も

主人公のアメリカ人の大学院生が、自殺したある小説家の伝記執筆のために、その小説家が暮らしていた南米ウルグアイに旅をする。そこで出会った小説家の愛人、兄、妻とのドラマを描いた長編小説。亜熱帯の地の湿気が行間からわきあがるような作品だ。タイトルの「最終目的地」とは、主人公の旅の目的地と、彼の愛の落ち着く先とのダブルミーニングである。著者は米国人作家で、この作品は実はすでに映画化もされている。愛人役をシャルロット・ゲンズブール、兄をアンソニー・ホプキンス。そしてその兄のゲイの恋人を、我らが真田広之が演じている。残念なことに映画はすでに完成しているのに、日本はもちろん、アメリカですらまだ公開のめどは立っていないという。

モマの火星探検記

モマの火星探検記

毛利衛

講談社

宇宙飛行士自身が描いた宇宙旅行

2033年、人類初の火星探査船が地球を旅立つ。主人公のモマ(毛利のモと衛のマを合わせた名らしい)は20代の若者で、この火星探検隊では最年少。宇宙船の名はカムイ。北海道生まれの著者らしいネーミングだ。地球から火星へ、そして帰還という旅を、モマの視点から描くジュール・ヴェルヌ的なたたずまいの物語だが、途中から亡霊が出現するなど、なかなかミステリアス。実際に宇宙に行った毛利さんゆえ、宇宙という虚無の中に人が存在することの生々しさにはリアリズムがある。思えば、宇宙に暮らしたことのある人間の手になる文学とは、もしかしてこれが世界唯一ではあるまいか。はやぶさに感動したオヤジにオススメ。

究極の旅

究極の旅

ロバート・モンロー(塩崎麻彩子・訳)

日本教文社

体外離脱で別宇宙へ。まさにアルティメット・ジャーニー

著者のロバート・モンローはヘミシンクの発明者である(ヘミシンクについては本誌3号の坂本政道さんと山川健一さんの対談を読まれたし)。モンローはアメリカでラジオ番組のプロデューサーとして成功を収めた人物で、睡眠学習のオーディオテープを作る過程でヘミシンクの原理を偶然発見したと言われている。きっかけは、テスト中のオーディオテープを聴き続けていた彼が、ある日を境に頻繁に体外離脱(幽体離脱とも言う)を繰り返すようになったこと。最初は精神の疾患かと不安にかられたモンローだが、やがてその体験の真実性を疑わなくなる。これはそんなモンローが70歳代で出版した体外離脱の体験を報告する最後の書。この物質的宇宙を越えたはるか高みまで、モンローの魂は飛行する。まさに究極の旅である。

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