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Weekly 9.22 絶対的ビギナーズ・オヤジのためのクッキング教室 パパ料理研究家・滝村雅晴さんが教える料理初体験でも絶品のアマトリチャーナをつくる術

滝村雅晴さんは料理研究家ではなく、パパ料理研究家である。つまりフレンチだとか和食だとかの料理そのものを研究するのではなく、パパ、すなわち我らオヤジどもにとっての料理を研究するお方。言いかえれば、「パパの作った、家族に笑顔をもたらす料理」がパパ料理であり、ためにオヤジに料理術を教え、啓蒙するエヴァンジェリストが滝村さんなのである。そんな滝村さんが、我らのために料理の手ほどきをしてくれる。作るのはアマトリチャーナである。生まれて初めて料理をするあなたでも、教えの通りにいたせば絶品のおいしさになるという。オヤジども、いざ、台所へ!!

滝村雅晴さん/パパ料理研究家。株式会社ビストロパパ代表取締役。1970年生まれ。サラリーマン生活を経て、2009年、株式会社ビストロパパを設立、パパ料理研究家としての活動を開始。料理教室やセミナーの開催、ラジオ番組出演、本の出版などを通じてパパ料理の普及・啓蒙活動を行う。また、料理に関したさまざまなコンサルティング業務や、「ビストロパパ」ブランドによるグッズの販売などもおこなっている。2010年9月30日マガジンハウスより『ママと子どもに作ってあげたい パパごはん』出版。
Bistro Papa Online Shop:http://shop.bistropapa.jp/
オフィシャルブログ「ビストロパパ〜パパ料理のススメ〜」:http://www.bistropapa.jp/blog/
ツイッター:http://twitter.com/bistropapa

滝村雅晴さん/パパ料理研究家

パパ料理とは何か料理に挑戦する!!

レシピ通り正しく作ればすべてはおいしい!!

おそらく、『家族の笑顔のためにパパが作る料理=パパ料理』なるコンセプトをかかげる料理家は世界広しといえど、我らが滝村さんをおいて他にいないだろう。いったい、なにがあって、どんなわけで、こんなコンセプトが生まれたのだろうか。

かつての滝村さんは文字通りのモーレツサラリーマンであったという。

「ベンチャーから立ち上げた会社だったので、働くのが楽しくて、仕事ばかりしてました。土日も働くし、いつも終電で帰るので、住居も終電が遅くまである路線だからという理由で選んでました。当然、食事も外食ばかり。そんな生活が一変したのは、娘が生まれたのがきっかけでした。赤ちゃんと一緒に暮らすということで、価値観、人生観がそれまでとすっかり変わってしまいました」

仕事本位の価値観から、家族本位という価値観へと、滝村さんは180度方向転換することとあいなる。料理への関心もそのころに生まれた。

「社会人になってから、転勤で地元京都に戻ってきたころなど、毎晩のように先斗町の料理屋さんなどに通い急にグルメになっていきました。父親が自分で魚をさばいて酒のつまみを自分で作ることが好きでしたから、男が料理をすることにまったく抵抗はありませんでした。でも、料理にのめり込むようになる直接的なきっかけは、行正り香さんという料理研究家の『ものがたりのある一皿』(文藝春秋)という本だったんですよ。半分エッセー、半分レシピの本で、ここで紹介されている“鯛のカルパッチョ”を作ってみたんです。これが僕が初めて全ての材料をきちんとそろえ、丁寧にレシピ通りに作った料理です。そして食べてみたら、あまりにおいしくてビックリ。それで思ったんです。レシピ通りに正確に作れば必ずおいしいものができあがるんだと。とすれば、世の中のすべてのレシピを、きちんとその通りに作れば、世界中のおいしい料理をすべて僕が作ることができるんだと発見したわけです。まるで、とてつもない自由を見つけた気分でした。学生時代にバイクを買ったとき以上に興奮しましたよ(笑)。それで火がついた。毎日のようにレシピ本を買ってきては、料理したんです」

嫁がものすごく不機嫌になったとき

やがて、滝村さんの料理のレパートリーは広がり、腕も上がる。会社の同僚や部下を家に呼んでは、自慢の料理を振る舞い、「おいしい〜!!」という賛辞に悦にいる。お酒も飲んでワーワー盛り上がり、客が帰ると自分は寝室に直行、あっという間に寝息を立てる。朝になると、散らかっていたリビングルームはきれいに片付けられ、山積みになっていたキッチンのシンクの皿やフライパンは跡形もない。それが当然だと、滝村さんは思っていた。

「でも、いつだったか、嫁がものすごく不機嫌になったときがあって、『どうしたの?』って聞いたら『言わせるの?』ってね。家族が喜ぶと思っていた料理は、反対に家族に負担の料理になっていたんです。いわば、僕がキッチンでゴルフをしているとすれば、嫁に無理やりキャディーをさせてたようなものだったわけです。『滝村さん、料理、お上手』なんて客にほめられて僕がいい気になっているときに、嫁さんは腹を立てながら洗い物したり、片付けしたりしてたわけです。そうか、オレのしていることは自分の作りたいものを自分の都合で作る、ただの趣味の料理じゃないかと。しかし、料理の本質っていうのは違う。お腹が減っている家族のために一生懸命作ることこそ料理なんじゃないかと、僕には家族への思いやりが欠けていたんじゃないかと、そこで気づかされたわけです」

パパ料理のコンセプト、誕生の瞬間である。

滝村さんいわく、料理の醍醐味とは、相手に喜んでもらうために作り、そしてその人が喜んでいるところに同席することだ、と。この「相手」が「家族」になり、作る人が「パパ」であるとき、それはパパ料理となる。

滝村雅晴さん
思いやりを持って料理をすれば気づくこと

思えば、我ら人類の、尖った石ころが包丁だった原始の頃より、家族のコミュニケーションの中心は食事にあったはず。家族そろっての食事とは日ごとの祝祭であり、家族が心を通わせる大事なひとときであった。だが、我ら人類の多くから、この日ごとの祝祭が失われて久しい。オヤジが終電で家にたどり着いたとき、そこで待っているのは暗くひっそりとした食卓と、ラップされたお皿である。そこに祝祭はなく、あるのはただ孤独に食らうという行為のみ。

つまり、パパ料理とは、ペダンチックに言わせてもらえば、「失われた日ごとの祝祭の復活」ということではなかろうか。パパが料理を作る。そのことで家族にとっての祝祭が始まる。喜びに満ちた親密な祝祭が。だとすれば、パパ料理というのは実に強力な社会変革のためのアクションかもしれない。いや、大げさではなく。

滝村さんが言う。

「思いやりをもって料理をすることで、幸せとは何か、豊かさとは何か、そういうことに思いをはせ、そしてさまざまなことに気づくことができると思うんです」

2008年。モーレツサラリーマンであった滝村さんは、会社をやめ、パパ料理のコンセプトにもとづいた事業を一人で立ち上げることを決意する。嫁に告げると、彼女はこう言った。「いいんじゃない。パパだったらできると思うよ」と。

夢は親父の味を根づかせること

「わたしの夢は、おふくろの味があるように、親父の味というものを根づかせることです。親父の味というものが多くの人に普通に受け入れられるようになったとき、それはいわば一つの文化ができたことに等しいと思います。だから、パパ料理というのは、一つの文化創造事業なんだって、わたしは思っているんです」

おふくろの味ならぬ、親父の味(オヤジではなく親父である)……。我らオヤジにとって、なんと甘美な響きであろう!!

とはいえ、「今日からオレもパパ料理するぞ!!」と宣言したとて、家族が、とりわけ奥方がすんなり受け入れてくれるとは限らない。これまで勝手し放題だった夫が、突然、キッチンに入って料理を始めるなんて、そりゃあ強烈な違和感はある。

「奥さんが潔癖な人だったら、夫がキッチンに入ってガチャガチャやられるのはいやだと思います。そうでなくとも、えらそうにキッチンに入っていく旦那が多そうな気がしますから、それだと奥さんの気分がいいはずはありません。新入社員が部長面しているようなものですから(笑)」

確かに。妻の聖域に土足で踏み込むようなものだもの。では、どうすれば?

「『弟子入りさせてください』といった謙虚な姿勢が大事です。新入社員が先輩の仕事を盗み見して覚えるような、そんな態度でのぞむことですね(笑)」

なるほど、妻に弟子入りか……。

夫婦円満の役に立つかもしれぬゆえ、一石二鳥かも。

では、いざ、台所へ!! (『料理に挑戦する』のページへ直行せよ!!)

『ママと子どもに作ってあげたい パパごはん』

滝村さんの著書ママと子どもに作ってあげたい パパごはん(マガジンハウス)が9月30日に発売される。パパ料理のバイブルなり!!

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