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Reportage of the HDP Generation フラワーカンパニーズ
フラワーカンパニーズ

この4人の男たちがデビューしたのは1995年。だが、願うほどにCDは売れず、メジャーシーンから姿を消す。その後の7年は、バンに機材を積み込んで、日本中をギグして回った。行く先々を熱狂で包みこんだその噂はメジャーシーンに届き、いままさに不死鳥のごとく復活。全員HDP世代の40代。貫き通すことのカッコよさがここにある。

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名曲『深夜高速』を知っていますか?

昨年の秋のことだ。タレントの伊集院光さんが自分のラジオ番組で『深夜高速』なる曲をかけ、この曲を聴いて自分はボロボロ泣いたと語ったという。そんな話をだれかのブログで目にした。気になり、調べてみると、なんと、泉谷しげる、斉藤和義、瀬川潮音、かりゆし58など15組のそうそうたるアーチストが、ただ、この『深夜高速』1曲だけをそれぞれに歌うというコンピレーションアルバムが出たばかりだったことを知った。その名も『深夜高速─生きててよかったの集い─』。いったい、どんな名曲だというのだ?

それはフラワーカンパニーズというバンドの曲だった。フラワーカンパニーズ? 聞き覚えがある。そうだ、昔、筆者の娘が小さかったころ、アニメのエンディングテーマを歌っていたような……。えーと、ぶた、ぶた……そう、『はれときどきぶた』だ。そして歌のタイトルは『ヒコーキ雲』だ。思い出した。「振り向いてピース」という歌詞がとても印象的で、なにかしら切なかった。

すぐに彼らのベスト盤『BEST FLOWER 〜Trash Years〜』を買い求め、『深夜高速』を聴いた。泣いた。初めて、日本のロックを聴いて、私は泣いた。

フラワーカンパニーズ──全員40歳の4人組。昨年、結成20周年を迎えた。メンバーチェンジは一度もない。

鈴木圭介

鈴木圭介 ヴォーカル。1969年4月30日生まれ。B型

──名古屋で結成したそうですが、どんなふうにして知り合ったんですか?

マエカワみんな中学や高校の同級生だったりで、大学生だった20歳くらいのときに結成したんです。

鈴木大学は全員バラバラで、はじめはふつうの遊び仲間で。

マエカワそのころ、バンドはそれぞれ別々にやっていたんです。で、スタジオで1回やってみないかってことになって、そのままズルズル(笑)。

鈴木中学のときにすでにもう、バンドが流行っていたんですよね。イカ天(『いかすぜバンド天国』=1989年から約2年続いたアマチュアバンド・コンテスト番組)よりもぜんぜん前でしたけど。

マエカワ日本にMTVが入ってきたころで、『ベストヒットUSA』なんかの番組があって、洋楽がすごい流行ってて。

鈴木それこそ、マイケル・ジャクソンとか、そうですよね。

マエカワで、クラスに一人二人、ギターとかやり始めるヤツがいるじゃないですか。そういうのを見て、あ、いいな、自分もやりたいなみたいな感じで。

──小西さんは中学のころからドラムだったんですか?

小西中学のときに近所に楽器屋さんがあって、僕は太ってたんで、そこでドラムのスティックを買ったんです。

──太ってたから?

小西ギターを弾くにはやせてないといけないみたいなイメージがあって(笑)。僕は当時、体重が80kgもあったんですよ。

鈴木太ってたら、そもそもバンドやっちゃだめなんじゃない?(笑)

──どんな音楽が好きだったんですか?

マエカワ僕と竹安クンは、高校の時は60年代や70年代のロックが大好きで。レッド・ツェッペリンとかエリック・クラプトンとか。

竹安クリームとか。

鈴木僕はパンクロックでしたね。

──はじめからボーカルですか?

鈴木中学3年の時からボーカルでした。

──曲を作り始めたのは?

鈴木高校のときですね。やっぱりパンクっぽい曲でしたね。

バンドをやりたかった、ただそれだけだった。
グレートマエカワ

グレートマエカワ ベース。1969年9月27日生まれ。A型

──大学を卒業するころになると、このままバンドを続けてプロになるか、就職の道を選ぶか、そんな葛藤があったと思うんですが。

マエカワオレとか小西なんかは就職活動しかけたんだけど、そのころはバンドもすごくいい感じになってたんですよね。名古屋ではものすごい人気があって、自分らのモチベーションも高くて、やっぱりもっと続けたいなとも思って。

鈴木なんか、バンドがすごく楽しくなってきた時期だったんですよね。

マエカワ高いお金出して大学に入れてもらって、親にちょっと悪いなってのは、すげえあったんだけど、「もうちょっとバンドやりたいので就職しないわ」みたいな感じで親に言っったんです。母親のほうはもう半泣きに近い感じでしたけど、親父は「まあ、別に好きにすればいいよ」っていう感じで。

鈴木僕はまったく反対されませんでしたから。「行ってこい、鉄矢!!」みたいな感じですね(笑)。ただ、おばあちゃんだけは、毎日、電話をかけてきて、「食べられるのは一握りの人なんだから」と説教されましたけど。

竹安うちは親父がショック受けてましたね。それこそ、怒りのあまりに親父が泣いたのを初めて見ました。「勝手にしろ、すぐ家から出てけ!!」みたいな感じでしたね。

小西うちもすごく嫌がられましたね。でも、「どうせ、こいつはすぐやめる」と思われてたみたいで。

マエカワ小西のとこなんて、つい数年前でもまだ「いいかげん帰ってこい」って言われてましたからね。

鈴木帰ったところで再就職先、ないじゃん(笑)。

──親の反対を押し切ってバンド活動を続けるのは、相当の勇気や覚悟がいると思うんですが。

マエカワバンドやりたかった、ただそれがあったからだけで。

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